
『グフ登場』
第5巻では執拗に追いすがるランバ・ラル隊との死闘を収録。
ガルマの敵討ち部隊として派遣されてきたランバ・ラル。
新鋭戦艦ザンジバルとグフの組み合わせてホワイトベースに鋭い一撃を加え続ける。
このあたりからジオン軍の特徴である「超兵器」傾向の萌芽を感じてしまう。
性能は平凡でも圧倒的な物量戦術をとる連邦軍と、国力で圧倒されている替わりに少数精鋭主義で立ち向かうジオン軍。
結局は連邦の物量に飲み込まれてしまうのだが、敗れるまでのはかない奮闘ぶりが心をとらえて放さない。
シリーズが進むにつれて安易に新兵器を登場させる傾向が出てくるのであるが、このあたりのエピソードではそのような心配はない。
いぶし銀のラルと新進気鋭ながらまだ才能は開花していないアムロとの激闘は見応えがある。